1926年にイタリア、トリノでジョルジョ・アンブロジーニによって設立。シアータSiata (Societa italiana Auto Trasformazioni Accesori) は、チューニング会社として誕生、フィアットの車を改造することを専門としていた。シアータ・アウトSpaと名前が変わり、1949年に最初の量産車の製造を始めた時、フィアットの部品が新しいアミカカブリオレには論理的な選択であった。1950年〜60年代には、フィアット製のエンジンに加えて、クロスレイ、フォード、クライスラーV8を含む様々なアメリカ製のエンジンが使われた。1950年代初め頃のシアータ・ダイナモデルはフィアット1400をベースとし、カブリオレとクーペ両方が製造された。カブリオレタイプの殆どがスタビリメンティ・ファリーナにより、クーペタイプはベルトーネによって製造された。後に車は『SL』 (スカトラ・ラミエラ(板金の箱))と呼ばれた。