モデナ・チェント・オーレは、イタリアで唯一、そして世界でも数少ない、パイロットたちがレーストラックと一般車を通行止めにした公道の両方で走行する、ラリーとレーストラックのスピードのコンビネーションがスターティンググリッドをさらにおもしろくするレースである。 国際的なレースで、素晴らしいクラシックカーとその紳士なドライバーたちが、レースのアドレナリン、イタリアの温かいもてなし、加えてコース中に通る今まで通ったことのない美しい町並みを体験できることから、世界中から参加する。
今年は、モデナ・チェント・オーレは、6月4日(火)から9日(土)に開催され、東のアドリア海から西のティレニア海までイタリアを横断し、参加者たちは、エミリア・ロマーニャ州とトスカーナ州の最も美しい道々:リミニからフィレンツェ、フォルテ・デイ・マルミからモデナを4日間かけて競い合う。最終ゴールと表彰式はモデナのグランデ広場で開催される。 イモラ、ムジェッロ、ミザーノの伝説のサーキットのトラックでの3つのレース、そのうち1つはアドレナリン満載の夜間レース、一般車を通行止めにした公道でのヒルクライム11、モデナのサーキットでのラリーとスピードレースを組み合わせたスーパースペシャルステージが実施される。
スピードを競うステージに続き、同じプログラムを少しリラックスしたアプローチで競う、トラックでのタイムラップと一般車を通行止めにした公道での平均時間を競う『レギュラリティー』という旅を楽しみたい参加者向きのステージがある。
250以上の申し込みの中から選ばれた、参加車107台。67台はスピードレース、40台はレギュラリティーのレースに参加。 ヨーロッパからはイギリス、ドイツ、スイス他、またアメリカ、カナダ、ニュージーランド等、世界14の国から214人が参加。 イタリア(フェラーリ、アルファ・ロメオ)、イギリス(ジャガー、ロータス、フォード)、ドイツ(ポルシェ、メルセデス・ベンツ、BMW)、アメリカ(ACコブラ、フォード、シボレー)とバランスの取れた23のメーカーの車がみられる。 スピードレースでは、一般車を通行止めにした公道での11のスペシャルステージ、3つのGP、1つのスーパースペシャルステージ。 レギュラリティーレースでは、アベレージタイムトライアル11とタイムトライアル12。 4県が舞台。 1,000kmのコースを4日間で走行。 参加者の96%がイタリア以外からの参加。 参加者の20%が女性。 自主的にカーボンゼロのプロトコルを採用し、排出した二酸化炭素量を補える新しい木をアペニン山脈(トスカーナ、エミリア地方内)に植樹し、二酸化炭素の排出を0とする。