私たちの伝説的なアイコン

私たちの伝説的なアイコン

2018年8月22日RUOTE LEGGENDARIE プロダクション | ボローニャ (イタリア)

 

 

未来は過去にある。

18歳になった:待ち続けた運転ができる瞬間が来た、するべきことは車を選ぶことそしてあとは、父がそれにいいと言ってくれることを願うのみ。

突飛な選択にならない様に一緒に、何をガレージに入れるかを考える、『父親の車』に見えない様に。決めた、『彼女』だ、黄色くて、低くて、横と前面に黄・青・赤の旗のある、後ろにはない、番号が光っていて立体なのが好きだからだ。

前と後ろにホイールスペーサーを。より硬いスプリングを前に。後ろにはトーションバー。マフラーはとても目立っていて、ブレーキパッドには穴がある。

ステレオはなし:レースの車にはステレオは付いていないし、どちらにしても聞くことはできない。

そんな風に『彼女』はなるだろう。

ボンネット部分にライオンがデザインされ、リネン生地のカスタムでオーダーメードされたオリジナルのカバーの下で、暑さ、寒さ、太陽、雪、塩など悪影響のあることを避けて、絶滅危惧の子犬のように甘やかされるだろう。

君が雨にあうことは決してない、安心して美しく私といつもここに一緒にいるんだ。

車両底部の手入れを追加でし、地面効果に加えて下回りに追加の黄色の塗料を。何が起こるか分からないから。

あれは2000年7月18日だった。私は18歳、現在『彼女』が18歳で、走行距離13,120km、においと塗装は18年前のまま。排気のサウンドと完全にバタフライが閉じている時に出す音、ブレーキをかける時の穴の開いたディスクのヒス、そして同乗者がどういう動きをしているのか築かせない軽さ。

全て当時と同じ状態のままで、その状態をキープしなければならない。

限定車や、歴史を作った高級車の話をしているわけではなく、私の唯一の車の話をしている。価値の付けられない私との歴史のある、離ればなれになることは決して、決してない車だ。

忘れることのできない逸話の数々で私と家族との絆を繋ぐ、ディーラーに家族で一緒に引き取りに行き、新婚旅行で荘厳なモンブランの麓に行ったり、娘と一緒に海に行ったりと私たちの生活の中に、彼女が存在し、私たちが成長したり、一緒に生活していくのを見ていた。

夏期休暇に一緒にいるのは素晴らしかった。人生初めてのアドリア海沿いの道を一日かけて走っている時、突然警察の止まれの札がかざされた。父の顔を見て『車の登録証、家に置いて来た』と叫んだ。太っ腹な警察官は許してくれ『急いで家に取りに帰っておいで、今日はあちこちで検問があってるから』と。

レストランの窓から天気が崩れそうかどうか恐れたり、車にいたずらしそうな人が近づかないかどうか確認で5分おきに外を見る。でも誰かが車に(あまり近すぎない場所から)見とれていたり、また褒め言葉を言ったりしていればとても誇りに思う。全てのことから守ってくれる『彼女』のガレージに駐車するまでそれが続く。

『彼女』に具体的に価値がないんだと説得することは私には無意味だ。時間の無駄。私たち一人一人にとって『彼女』は『彼女』であって唯一で、唯一の存在で外のだれも『彼女』の変わりになることはできないし、彼女より美しくはありえない。

これがRUOTELEGGENDARIE.COM  Think Classic, Live Legendary.



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